Sony WF-1000XM5とAirPods Pro 第2世代の違いを徹底比較!どっちを買うべき?

Sony WF-1000XM5とAirPods Pro 第2世代の違いを徹底比較してみた!どっちを買うべき?

一時期はヘッドホン女子みたいな感じでヘッドホンが主流だった時代もありましたが、やはりコンパクトなイヤホンは強いですよね! しかもいまはBluetoothだから一時期よりもコンパクトになってますよね。無線万歳。

さて、そんな中で調べました完全ワイヤレスイヤホンの中で大人気の2つのモデル、Sony WF-1000XM5AirPods Pro(第2世代)。どちらがどんな人に合っているのか? 購入前に気になるポイントを徹底比較して紹介したいと思います!

【スペック一覧表】WF-1000XM5 vs AirPods Pro 2の違いはこんな感じ!

イヤホンの販売ランキングで常に上位に入っているこの二つの商品ですが、調べてみると案外違いは大きい! 人気商品でも全然違うんだなって実感できますね。我が家でもSonyのXベースってヘッドホンを使用していた時代がありましたが(かなり古い)、やはりSonyの売りは低音域・重低音なんだなーとしみじみ感じちゃいますね。

比較項目 Sony WF-1000XM5 AirPods Pro 第2世代
発売日 2023年7月 2022年9月
対応コーデック SBC / AAC / LDAC AAC
ノイズキャンセリング 低音域に強い 中高音域に強い
バッテリー(本体) 最大9〜10時間 最大6時間
ケース込み再生時間 最大24時間 最大30時間
マルチポイント 対応(2台同時) Apple製品のみ切替
装着感 密閉感が強く遮音性◎ 軽快なフィット感
価格帯 約39,000〜45,000円 約36,000〜42,000円

それなりの価格であるからこその高品質。AirPodsはやはりApple製品専用という感じが強いですが、Sonyはどちらでも対応できます。Androidの場合はSony、Appleの場合はAirPodsと考えて使用するのも面白いかもしれませんね!

音質の違いは?重厚な低音か、ナチュラルなサウンドか

Sony WF-1000XM5は、低音に厚みがあり音の解像度も非常に高いです。さすがに音楽に強いSonyですね! さらにアプリでEQ調整も可能なので、自分好みにカスタマイズしたい人に最適です。ライブ音の再現をしたいとか、迫力のある演奏を再現したいという方にはこちらが向いているかもしれませんね。

一方、AirPods Pro 第2世代はフラットで自然なサウンド。どんなジャンルの音楽でもバランスよく再生できます。Apple製品との連携によるAdaptive EQ機能も魅力です。ただし、マイナス面としてはApple製品との連携は強いですがそれ以外では繋がらないことも。AppleはAppleでしか使えない、くらいの心構えでいないと痛い思いをする可能性があります。

ノイズキャンセリング性能の違い

WF-1000XM5は、飛行機や電車などの低音ノイズに非常に強いのが特長。電車内でノイズキャンセリングを使用して音楽を聴くという人は多いと思います。そうした方の思いを叶えるのに十分な性能といえるでしょう!

AirPods Pro 2は、中高域に強く、街中やオフィスでの使用に最適です。街中でノイズキャンセリングを使用して歩くのはちょっと危険なので、ゆっくりとしたオフィスの休憩時間だったり、店舗内での音楽視聴に向いていると言えるかと思います。

どちらも特徴があるので、その特性に合った場面での使用が多くなる人にお勧めのイヤホンです。ご自身にあった環境がどのようなものか、一考してから購入するようにしてくださいね。

操作性・接続性の違い

AndroidユーザーにはWF-1000XM5がおすすめ。LDACやマルチポイントなど、機能が充実しています。

iPhoneユーザーにはAirPods Pro 2が圧倒的にスムーズ。自動切替や「探す」機能、H1チップの恩恵で利便性が高いです。

ということで、紹介文をある程度まとめてアップしたのですが、こう見ると何が何だか分からないですよね。なので、ここで紹介しているLDAC、マルチポイント、自動切替、「探す」機能、H1チップについて詳しく調べてみました!

Sony WF-1000XM5 の特徴機能

1. LDACとは?【ハイレゾ相当の高音質コーデック】

LDACは、エルディーエーシーではなくエルダックと読みます。知ってなきゃ絶対に知らない……。これは何だというと、Sonyが開発したBluetoothオーディオの高音質コーデックなんだそうです!

最大 990kbpsの伝送速度 で、一般的なAAC(約250kbps)やSBC(約328kbps)を大きく上回る。とのこと。AACという文字は何となく見たことがあるような…ってレベルですよね。とにかく、Sonyが独自開発した高性能音質を可能にするシステムとでも考えていただければだいたい正解かなと。対応スマホなど(Androidの一部・Walkmanなど)と組み合わせれば、ハイレゾ相当の音質で再生可能!

ここで注意すべきは、対応しているスマホでなければならないということ。Androidでも一部のスマホに限られますし、iPhoneに至ってはLDAC非対応というかiPhoneはAAC固定なんだそうです。つまりiPhoneには向いていないイヤホンということになりますね。

メリット:

  • 音の細部までクリアで、ライブ音源やクラシック・ジャズ系に◎

  • ワイヤレスでもCD以上の音質が可能

もちろんワイヤレスですから音飛びなどがないとは言い切れません。が、CD以上の音質が再生可能というのは凄いですよね!

2. マルチポイントとは?【2台同時に接続できる】

  • マルチポイント接続とは、2台のBluetoothデバイスと同時にペアリング可能な機能となっています。まぁ言葉の意味を考えればそのままではあるのですが…これもちょっと前から考えたらあり得ないほど技術は進歩してますよね……。例えば、「パソコンで作業中 → スマホに着信 → 自動でスマホ通話に切り替え」などが簡単にできる仕様になっています! 切り替え操作が不要で、デバイス間の行き来がスムーズ。とのことなのですが、もはやイメージがあまり湧かない…かもしれませんね。さすが高性能イヤホンと言えそうです。

メリット:

  • 会議用PC+私用スマホなど、仕事・プライベートの両立に最適

  • Android・Windows・Macなど機種を問わず利用可能

こちらのシステムは、iPhoneなど問わず使用することが可能です。今の時代はマルチデバイスは当たり前になっているんですね。

AirPods Pro 第2世代の特徴機能

1. 自動切替とは?【Apple製品間でシームレス連携】

AppleのH1/H2チップを搭載したAirPodsは、iCloudに紐づいたApple製品間での自動切替に対応しているとのことです。

たとえば…

    • MacでYouTube → iPhoneで電話が来る → 自動でiPhoneに接続

    • iPadで動画 → Apple Watchで音声 → 自動で切り替え

面倒な接続操作なしで、AirPodsが最適な機器に自動で移動してくれる。マルチポイントとほとんど同じということですね! ただしこちらは、Apple製品限定の機能になりますね!

対象機種例:
iPhone / iPad / Mac / Apple Watch / Apple TV(Handoff対応)

2. 「探す」機能とは?【なくしても見つかる】

  • 「探す」アプリから、AirPods Pro(第2世代)本体・ケースの現在位置を表示。

  • ケース自体にスピーカーが内蔵されており、音を鳴らして見つけることができる。

  • ケースにU1チップが搭載されており、「正確な場所を探す」にも対応。

ただし、こちらはiPhone 11以降で使用可とのことで、対応OSに縛りがあります! 注意するようにしてくださいね。

メリット:

  • 家の中でなくした場合でも、「音で探せる」

  • GPSのように地図上で場所を確認できる

これはつまり、彼氏に渡しておいたらいろんな調査ができてしまうということでもありそうですね! いやまぁ普通にGPSを買ったほうが圧倒的に安いとは思いますが……

音で探せるというのは便利ですね!

3. H1チップとは?(第2世代はH2チップ)

H1チップ(Pro第2世代はH2)は、Appleが独自開発したイヤホン専用SoC(チップ)なんだそうです。色々な機能を統括してコントロールするシステムで、音声処理・接続の安定性・低遅延化を司る、AirPodsの頭脳。何ができるのってはなしですが、具体的にはSiriの高速起動、音質チューニング、自動切替、空間オーディオ、ノイズキャンセル制御などの、多くの機能を一括管理してくれるシステムだそうです!

進化したH2の特徴:

  • より高精度なANC(前世代比最大2倍)

  • 空間オーディオとパーソナライズ(耳形状をスキャンして自動最適化)

  • 消費電力の最適化でバッテリー持ち改善

最近のは本当にすごいですね…耳の形状をスキャンして音の出し方を変えるとかどゆこと?って話ですよ。

余談にはなりますが、最近の若い人たちの間では意図的な音楽離れもあるんだとか。あまりにも音楽などに慣れ親しんでしまった現代の環境は、逆に静寂を欲しがる人が多く出てくるのも当たり前なのかもしれませんね。

まとめ表

機能 Sony WF-1000XM5 AirPods Pro(第2世代)
高音質コーデック LDAC(最大990kbps) AACのみ
マルチポイント 2台同時接続(Android/PCなど) Apple製品内での自動切替
接続の快適性 汎用的に使いやすい iCloud連携でほぼ自動
紛失防止機能 なし ケース+本体を「探す」で追跡可能
専用チップ V2チップ(Sony独自) H2チップ(Apple独自)
  • 高音質+Androidユーザー → Sony WF-1000XM5

  • シームレス操作+iPhoneユーザー → AirPods Pro 第2世代

それぞれのスマホ環境や使い方に応じて選ぶと、機能を最大限活かせますね!

装着感とデザインの違い

WF-1000XM5は密閉感があり、遮音性を重視したい人に最適。ただし人によっては圧迫感を感じるかもしれません。

AirPods Pro 2は軽量で耳に優しく、長時間装着しても疲れにくい設計。ランニングや運動にも向いています。

結局どっちを選べばいい?選び方ガイド

  • Androidユーザー・音質重視 → Sony WF-1000XM5
  • iPhoneユーザー・操作性重視 → AirPods Pro 第2世代
  • ノイズキャンセリングを最大限に活かしたい → Sony WF-1000XM5
  • 通勤通学・ビジネス利用メイン → AirPods Pro 第2世代

ということで、色々言われてるけどよく分からないよ、まとめてよ!!という方のために、見た感じで分かりやすくまとめてみました。

iPhoneユーザーはAirPods、AndroidユーザーはSonyという感じである程度は間違いないと思います。そもそもAndroidでAirPodsはあまり互換性がありませんし、選べないですよね…iPhoneユーザーがSony製を使用するのは問題ないです。そう考えるとiPhoneの方が汎用性はあるのかもしれませんね。

まとめ|Sony WF-1000XM5とAirPods Pro 第2世代の違い

どちらも優れた完全ワイヤレスイヤホンですが、用途やスマホ環境によって最適な選択肢は変わります。

Androidや高音質・ANC重視なら「WF-1000XM5」
Apple製品との相性や軽快な装着感を求めるなら「AirPods Pro 2」

が間違いない選択と言えそうですよ!

あなたに合った1台を見つけて、最高の音楽体験を楽しんでくださいね!