
何でも最近では一人暮らしの若い方たちの間でもウォーターサーバーが静かなブームを引き起こしているそうですよ!
というのも、「食事の時はやはり水が一番」「水が一番美味しく感じる」「欲しいときに水も熱湯もすぐ使える」「最近はコンパクトな方も増えて、見た目もオシャレになった」などが理由に上がっているようです。
が、しかし! ウォーターサーバーは便利なイメージがありますが、実際に使ってみると「やめたほうがよかった」「後悔している」といった声も知恵袋やSNS上に多数投稿されているんですね。この記事では、基本的にウォーターサーバーの利便性やメリットなどを紹介するのではなくむしろデメリット、よくある不満や注意点をまとめてみました!
「ウォーターサーバーはやめたほうがいい」知恵袋で話題の理由5選
ウォーターサーバーは高価・高級なイメージというのはまだまだ世間に広く知れ渡っている話なんじゃないかなと思います。
よく病院やドラッグストアではない薬局で見かけますが、そういった場所って場の雰囲気もあって凄く美味しそうに見えますよね。自宅でも導入したいと考えたことがある人は結構いるではないかなと推測しますが。
実際、導入したいと考えている人は約2割と、人口から考えるとかなり高い数値です。ただ、普及率に関しては10%くらいだそうですね。欲しい!とは思っても現実に導入するまでは壁はかなり高いとも言えそうですね。
でも、導入しようと考えているところにもしかしたら落とし穴があるかもしれません! じゃあ、実際に導入したらどんなマイナス要素がありそうなの? というのをチェックしましょう!
1. 月額コストが高い
ウォーターサーバーの月額料金は、水代・サーバーレンタル代・電気代を含めておおよそ 3,000円〜5,000円 程度です。毎日使用していれば良いかもしれませんが、それでもコップ1杯や2杯だったらペットボトルで買ったほうが安いレベル。大家族で使用するとかでない限り、なかなか元を取るのは難しいかもしれません。スーパーで購入できる水が、安いものだったら2リットルでも100円くらいだということを考えると、導入後にあれっ??って思う人はかなりいるようです!
- 「思ったより高くて節約にならない」
- 「ペットボトルの方が安かった」
2. 場所を取る・部屋の景観を損ねる
一人暮らしや狭い部屋では、サーバー本体と水のストックでかなりのスペースを使います。インテリアとしても機能するウォーターサーバーも徐々に出てきていますが、それでもやはりウォーターサーバーといえば誰もが思い浮かぶ無機質なあの姿が主流。サーバーの大きさも相まって、邪魔に感じてしまう方も多いようです。
- 「生活感が出てインテリアに合わない」
- 「替えのボトルの置き場に困る」
3. 水が余る・配送が面倒
定期配送のプランだと、水の使用量にムラがある家庭では消費しきれず余ってしまうことがよくあるようですね! そういった部分でも、1とも繋がってきますがたくさん使うご家庭でないとやはりウォーターサーバーを使いこなすのはなかなか難しいようです。
また、受け取った水のボトルの置き場がなくて本当に困るという意見もかなり多いようです。
- 「配送スキップを忘れて水が溜まった」
- 「ストックが溜まり、置き場所に困った」
4. 解約時に高額な違約金が発生
契約期間中の途中解約では、5,000円〜20,000円程度の違約金が発生するケースもあります。3ヶ月毎・6ヶ月毎の契約みたいなものもよくありますので、きちんと調べてから契約しないと簡単にはやめられなくなってしまうことも。きちんと契約書を読んで、ご自身に本当に必要なものなのかを考える必要があります。
- 「試しに使ったが気軽にやめられなかった」
- 「違約金で損した気分」
5. 雑菌が繁殖しやすいという不安
そしてこれが超重要!
ウォーターサーバーは定期的に掃除しないとカビとヌメリで不衛生になる。
特に暑い場所ではすぐカビるし雑菌繁殖しやすい。以前会社で使っていたが、ボトル交換の際に差込口を覗くとカビとヌメリが…
残留塩素が少ないので使用頻度が少ないと水が腐ることも。給水口は飲み物等ハネるので毎日掃除必要 pic.twitter.com/YXWMF2mX7M— 北条@ダナン🇻🇳 (@houjyou_vn) July 31, 2021
意外と知られていないのが、衛生面の問題です。見た目からして清潔・綺麗な印象が強いウォーターサーバーですが、それはやはり見かける場所が病院や薬局、ショップだったりするから。実際に過程で使用するとなると、ウォーターサーバーは内部・給水口に雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。滅茶苦茶怖いですね。でも確かに自宅であまり掃除の機会がないという場合、水道水のようにカルキが入っているわけでもないので当然といえば当然です。
● 給水口まわりが不衛生になりやすい
給水口は手やコップが触れるため雑菌が付きやすく、飛沫や部屋内のホコリも付着しやすい部分です。カビが発生しやすく、定期的にパーツのお手入れをしないとここから雑菌やカビを口に入れてしまって体調を崩すことがあるみたいですよ!
● 空気が入る構造で菌が混入しやすい
ボトル交換のたびに空気が入り、空気中の雑菌が内部へ混入するリスクがあります。特に使用頻度が少ない場合、内部の水を腐らせたりする可能性もあるみたいですね。
● 定期メンテナンスを怠ると内部がカビだらけに
長期間掃除しないとタンクや配管に雑菌が繁殖し、臭いやぬめりの原因になります。これは普通の水道でもそうですが、水道だって赤錆やヌメリが周りに発生するものです。それよりも使用頻度が少なかったりメンテナンスがされていない場合、より酷いことになるのは明らかな話ですよね。
● 夏場はとくに菌が繁殖しやすい
常温の給水口付近は、特に夏に雑菌が増殖しやすい「ホットスポット」になります! クーラーを1日中24時間付けている部屋ならいいですが、現実問題普通のご家庭にそんな家があるわけありません。リビングに置いておくにしろ、キッチンに置いておくにしろ、就寝時や外出時まで部屋を涼しくしている家なんてそうそうないですよね。結露等の関係もあって、夏は特に危ないと言われています。
「ウォーターサーバーがそれでも気になる!」「やめたいけど他の方法は?」って方へ!代替案3選
とはいえ!! やはりミネラルウォーターは飲みたい!
と考えている方へ、置き型ウォーターサーバーよりも危険の少ない代替案を探してみました!
1. ポット型浄水器
リーズナブルで、冷蔵庫に入れておけば冷たい水がいつでも飲める優れもの。
- 本体価格:5,000円〜
- ランニングコスト:月500〜1,000円程度(カートリッジ交換)
2. 浄水型ウォーターサーバー(タンク式)
水道水を自分で補充するタイプで、水の配送が不要。UV殺菌などの機能付きもあり、衛生的かつ経済的。
- 水の購入不要でエコ
- 定額制が多く、コスパも◎
- ただし、やはり定期的な清掃は必要
3. ペットボトル水+電気ケトル
シンプルだけどコストも手間も最小限。まぁウォーターサーバーの記事見に来たのにそんな結末あります…? って話でもありますが、やはりこれが一番ですよね……冷蔵保存すれば雑菌の心配もありません。
- 1本100円程度で必要な分だけ買える
- 一人暮らしや出張が多い人におすすめ
まとめ:ウォーターサーバーはデメリットも多い! 本当に必要かをよく考えてから契約しよう!
ウォーターサーバーは確かに便利な面もありますが、「コスト」「衛生面」「解約リスク」など、見落としがちなデメリットもあります。特にウォーターサーバーは基本的には大型なので、設置場所の問題やランニングコスト、使用頻度による衛生面の問題などどうしても懸念点が増えてしまうものですね。
迷っているんだよねー!という方は、まずは低コストで始められる浄水ポットやタンク式サーバーから試してみるのも賢い選択なんじゃないかなと思います! そもそもペットボトルって言ってしまいましたが、さすがにそれはちょっと違う気もしなくもないですし^^;
自分や家族のライフスタイルに合った「ちょうどいい水の取り入れ方」を選ぶことが大切ですよね。