
栃木県・那須高原にある那須ハイランドパークといえば、スリル満点の絶叫系コースターで有名ですが、実は“ホラー系アトラクション”も着実に進化を遂げているのをご存知でしょうか?
2025年夏、ついに登場したのが、プレイヤー自身の「選択」で恐怖が変わるという、これまでにない体験型ホラー『嫌ナよ館(いやなよかん)』。
一方で、長年親しまれてきたライド型のホラーアトラクション『ダークキャッスル』も健在です。
本記事では、この新旧ふたつのホラーアトラクションを徹底比較し、どんな方にどちらがおすすめなのかを解説いたします。
新アトラクション『嫌ナよ館』とは?
『嫌ナよ館』は2025年7月19日にオープンしたばかりの最新ホラーアトラクションです。
🕯7月19日(土)新作ホラーアトラクション「嫌ナよ館」がオープン🏰
今夏那須ハイランドパークで新作ホラーアトラクション「藤田灰二郎のホラーリゾート 嫌ナよ館」がオープンします👘👁🔳
館に招待された貴方・・・
謎の銀袋を「藤田灰二郎」という人物に渡すよウ依頼されます… pic.twitter.com/J2yUcDPVSP— 那須ハイランドパーク🎢🐶 (@NASUHAI) July 7, 2025
舞台は、明治時代に実在したかのような奇怪な館。来場者は、この館に招かれた「ゲスト」として、謎めいた“銀色の袋”を持ち歩きながら邸内を進んでいきます。
このアトラクションの最大の特徴は、自分の行動や選択によってストーリーが分岐し、結末が変わること。
つまり、体験者の数だけ“怖さ”の種類が存在するといっても過言ではありません。
1回目は緊張のあまり何もわからなかった人も、2回目以降は「別のルートを選んでみよう」「この袋には何が入っているんだ?」という再挑戦の楽しみが生まれます。
心理的プレッシャーや物語への没入感、選択の緊張感を味わえる、新時代のホラー体験です。
長年愛される『ダークキャッスル』とは?
『ダークキャッスル』は、那須ハイランドパークの中でも特に根強い人気を誇る定番ホラーアトラクションです。
那須ハイ【ダークキャッスル】
ライド型お化け屋敷で古城を探検。このお化け屋敷は昔公開された【13ゴースト】の制作会社が手掛けており、映画を彷彿させる演出が。ちなみに制作会社名はダークキャッスルエンターエンターテインメントなんです😏なお、コースターではないのに登って、下ります(笑) pic.twitter.com/bYl3iR4baD— ベントゥース@ホラ活 (@BenzouN) November 2, 2018
こちらは、ライド型の仕掛けで進行するスタイルで、乗り物に乗って進んでいく間に、さまざまな“びっくり演出”が待ち構えています。
ちなみに…
『ダークキャッスル』は、いわば那須ハイ版ホーンテッドマンションのような存在。
洋館風の建物、暗闇の演出、そしてライドに乗って進んでいく形式は、あの名作アトラクションを思い出させます…
もちろんスケールや演出内容は違いますが、“怖がらせすぎない楽しいホラー”という点では非常に近い印象です!
那須ハイランドパークのダークキャッスルは、出来た当時はホーンテッドマンションと同じくライドがシーン毎に向き変わって、仕掛けもたくさん動いて結構怖かったんだよな。 https://t.co/k7AXzOc0Ah
— YOSHIKI (@yoshiki_park) October 23, 2019
暗がりの中から突如現れる人形や視覚演出、重低音の効果音など、昔ながらの「驚かせ系ホラー」の王道を楽しめる構成となっています。
ホラー初心者や小さなお子さま連れのファミリーにもおすすめで、気軽に楽しめるのが魅力です。
ライド式なので体力を使わず、恐怖の中でもリラックスして乗れるのもポイント。
怖いけどちょっと楽しい、そんな“ホラーの入門編”的なポジションですね!
比較してみよう!『嫌ナよ館』vs『ダークキャッスル』──違いはどこに?
那須ハイランドパークには、2種類のホラーアトラクションが存在します。
2025年に新登場した体験型ホラー『嫌ナよ館』と、長年愛されているライド型お化け屋敷『ダークキャッスル』。
ここでは、両アトラクションの違いや特徴を比べながら、あなたに合った「怖さの選び方」をご提案いたします。
夏休みのお出かけ計画やファミリー・カップルでのレジャー選びに、ぜひお役立てください。
『嫌ナよ館』と『ダークキャッスル』の主な違い
項目 | 『嫌ナよ館』 (新アトラクション) | 『ダークキャッスル』 (定番アトラクション) |
導入時期 | 2025年7月オープン | 1990年代より運営(随時リニューアルあり) |
体験スタイル | 自分の足で進む“ウォークスルー型”/選択によって物語が分岐 | カートに乗って進む“ライド型”/ルートは固定 |
怖さの種類 | 選択を迫られる“精神的な緊張感”/ストーリー重視 | 驚きや音響による“視覚的な怖さ”/クラシック演出が中心 |
対象年齢と雰囲気 | 中高生〜大人向け/ストーリーに没入できるホラー好き向き | 子ども連れ・初心者も安心/怖がりでも楽しみやすい設計 |
演出スタイル | 明治時代の館を舞台にした没入型/心理ホラー・マルチエンディング構造 | 洋館風ホラー演出/ホーンテッドマンション風の雰囲気 |
リプレイ性(再訪価値) | 高い(選択肢と袋の中身が変化し、結末が毎回異なる) | 低め(ルート固定/1回で満足する人も多い) |
ホラーが大好き!没入型で深く楽しみたい方へ → 『嫌ナよ館』
ホラー映画やゲームが好きな方、自分の選択が結末を左右するような物語体験に興味がある方には、『嫌ナよ館』がおすすめです。
- ストーリー型ホラーで、“選択によって恐怖の形が変わる”という新体験
- 回るたびに銀袋の中身や分岐が変わるので、何度行っても新鮮
- 明治の雰囲気漂う洋館、設定の細かさに“世界観沼”する可能性大
いわば“ホラーのRPG”。怖いだけじゃなく、自分で進む責任と緊張が味わえる、大人向けの没入型ホラーです。
ホラーはちょっと苦手…でもやってみたい方へ → 『ダークキャッスル』
お化け屋敷初心者さん、怖いのはちょっと…という方には『ダークキャッスル』がぴったり。
- ライドに乗る安心感で、びっくり演出もどこか楽しい
- 暗闇と音のドキドキ感をテンポよく味わえる、“クラシックなお化け屋敷”の完成形
- 小さなお子さんや、ホラーが苦手なパートナーとも一緒に入りやすい
ディズニーのホーンテッドマンションが好きな方なら、きっと「これなら大丈夫」と感じられるでしょう。親しみやすい怖さが魅力です。
両方体験したい人は…パスを使って“怖さのはしご”を!
せっかく那須ハイランドパークへ行くなら、両方のホラーアトラクションを体験するのが断然おすすめです。
- どちらもファンタジーパス対応なので、追加料金なしで両方楽しめる
- 片方では満たされない“違う怖さ”がもう片方で味わえる
- 順番のおすすめは、「ダークキャッスル→嫌ナよ館」で徐々にレベルアップ!
時間と体力に余裕があるなら、朝イチに片方を体験して、午後にもう一方を回るのがベスト。混雑や疲労も避けられて、満足度がグッと上がりますよ!
チケットについてはこちら👇
まとめ “選ぶホラー”と“乗るホラー”、あなたはどっち派?
『嫌ナよ館』と『ダークキャッスル』、どちらも“怖さ”のタイプがまったく違うため、好みに応じて最適な体験が選べるのが今の那須ハイの魅力です。
- 深く入り込むストーリー×選択型の恐怖体験をしたいなら『嫌ナよ館』
- テンポよく楽しめるライド型お化け屋敷を探しているなら『ダークキャッスル』
どちらを選んでも、暑い夏に涼しさを届けてくれること間違いなし。
この夏、“あなたに合った怖さ”を、那須ハイで見つけてみてはいかがでしょうか?